もっと貯金もしたいけど美容費は削りたくない…そんな女性も多いのではないでしょうか。 理想は節約しつつ、自分のキレイもしっかり磨くこと。そこで今回は、あまりお金をかけずにできるエイジングケアをピックアップ。美容費を抑えながらも、美しさを手に入れるためにできることを紹介します。
■女性がメイクとサロンにかけるお金は年間平均で約7万円
洋服にコスメ、美容院など、女性は何かとお金がかかるもの。 ポーラ文化研究所が行った「女性の化粧行動・意識に関する実態調査2017」とNBBA(全国理美容製造者協会)の行った「サロンユーザー調査2018年」(調査は2017年)から女性の美容の平均を見てみましょう。
・メイクにかける1ヶ月の平均金額:2,243円
・サロンにかける年間の平均金額:4.4万円
メイク用品のひと月あたりの購入額はそう多くは感じないかもしれません。しかし、年間では2万5000円を超えます。 サロンにかける年間の費用4.4万円と合計すると、約7万円にもなります。 もちろんこの他にも、スキンケアやエステなど…女性が「キレイ」にかける費用・項目は数多くあるのです。
■お金を貯めたいなら美容費の節約がカギ!
こう考えると、貯金をしたいと思った時に美容費も見直してみる必要があるでしょう。具体的にどのように整理すればいいのでしょうか?
●美容費のやりくりの計画を立てる
「ひと月〇万円」「年間〇万円」というように、美容費の上限を定めてみましょう。 そうすれば、サロンに行ったから他は我慢! というようにバランスを考えることができ、過度な出費を抑えられるはずです。
●スキンケアとコスメ、どちらかはプチプラに頼る
スキンケアにコスメと、それぞれ高級な商品を購入していると、美容費はどんどんかさんでしまいます。 「スキンケアにはお金をかけて、その分コスメはプチプラで揃える」「気分が上がるコスメが好きだからコスメはお金をかけるけど、スキンケアはできるだけ抑える」など、メリハリを付けてみてはいかがでしょうか。
●自分でできる部分はやってみる
例えばネイル。サロンでしてもらうのもいいですが、セルフネイルキットを購入すれば安く済ませることができます。 他にも、セルフヘアカラーや手作りの化粧水など、工夫次第でお金をかけない方法も。
■今すぐ実践できる!お金をかけずにキレイを磨ける5つの方法
今自分が使っている美容のためのお金を整理できたら、次はお金をあまりかけなくても、さらにキレイを磨くための方法を試してみてはいかがでしょう。 紹介する5つの方法は、どれも一般的で家にあるもので始められるはずです。
(1)朝、コップ一杯のお水を飲む
寝ている間にかく汗の量は、コップ1杯〜1.5杯程度と言われています。 そのため、朝目覚めたときには体の中の水分が失われている状態。そのままにしておくと血流が悪くなったりむくみの原因になったりしてしまうため、体のためにもよくありません。朝、寝起きにコップ1杯の水を飲み、体に潤いを与えることが大切です。
(2)ウォーキングで適度な運動
本格的な運動は面倒だし時間がない、そんな人はウォーキングにチャンレジしてみてください。 時間は30分。ウォーキングで期待できるのは、代謝アップ、リフレッシュや安眠など、生活にいい効果ばかり。 正しいフォームを意識すれば、体重を落とすだけでなく、腕やおしりのシェイプアップ効果も望めます。
(3)ホットタオルで顔の悩みを解消
・顔のむくみ
・目元のクマ
・毛穴の汚れ
この3つのうち1つでも気になるなら、スキンケアにホットタオルを取り入れてみるのはいかが? むくみやクマには、朝のスキンケアの前がベストタイミング。濡らしたタオルを電子レンジで1分温め、顔に3分のせましょう。顔の血行が促進され、リンパが流れやすくなる効果がありますよ。毎日続けることで、顔の悩みの解消につながるかもしれません。
毛穴の汚れが気になる人はクレンジングと洗顔の間にホットタオルを。毛穴が開き、しっかりと汚れを落とす効果が期待できますよ。
(4)氷マッサージ
これから暑くなるこの時期にぴったりなのが氷マッサージです。氷マッサージは次のような効果があるとされています。
・肌の代謝をアップさせる
・毛穴を引き締める
・菌の繁殖を抑える
用意するのは氷とハンドタオルのみ。手順は簡単。
1. クレンジングや洗顔で汚れを落とす
2. タオルに氷をくるむ
3. 1ヶ所につき1〜2秒ずつ顔に優しく押し当てる
4. 顔全体を冷やす
5. 保湿して完了
と簡単です。
氷マッサージで実感しやすいのが、毛穴の引き締め効果。肌の血管や毛穴が収縮することで、見た目にも変化が表れるはず。ひんやり冷感が心もクールダウンさせてくれそうですね。
(5)正しく髪を乾かす
「ドライヤーは髪の毛を傷めるから自然乾燥!」なんて人はいませんか? 実はそれが髪の毛を傷ませる原因になっているかも。髪の毛や頭皮に湿気のある状態は、フケやかゆみ、菌が繁殖する原因になることも! 美髪を作るために大切なのは、正しい手順で乾かすのが重要。
1. 水気をしっかりと絞る
2. タオルドライ
3. 粗めのコームやブラシでコーミング
4. 洗い流さないトリートメントをつける
5. ドライヤー
タオルドライの際、こすり合わせるようにするのは髪の毛を傷める原因に。タオルで髪の毛を挟み、押さえるようにして水分を取るようにしましょう。ドライヤーは根元→中間→毛先の順に乾かすことで、時短に加えてダメージ防止にもなりますよ。
■キレイと貯金の両立でスマートな生活を
キレイを作るには、毎日の習慣から! これは貯金にも言えることです。美容代を上手く節約しながら、キレイも諦めない生活スタイルをキープするのが大人の女性の知恵というもの。できそうなことから1つずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。