わたしがもっと素敵になる、くらしとお金のヒント
  第6話 「健康」でいつづけるとお金に愛される3つの理由

わたしがもっと素敵になる、くらしとお金のヒント
第6話 「健康」でいつづけるとお金に愛される3つの理由

(写真=PIXTA)

「健康はお金で買えない」と言います。確かに健やかな身体は金銭で購入することはできませんが、健康とお金は密接に結びついていることをご存じでしょうか? 健康とお金の関係について、3つの具体的な事例を紹介しながら解説します。

■健康がお財布に与える3つの影響

健康でなければ仕事はもちろん、趣味や旅行などを楽しむことも難しくなります。病気になって、「こんなことなら、もっと日頃から健康に気をつけておけば……」と感じることもあるでしょう。そのような後悔をしないためにも、日頃から健康には十分気をつけたいものです。

また、健康でいることは、実はお金を節約したり増やしたりするうえでも大切です。なぜ健康がお金につながるのでしょうか?

1.医療費を抑えることができる

病気になれば、当然医療費がかかります。例として、生活習慣病になったときの出費を見てみましょう。

たとえば糖尿病になった場合の費用は、食事・運動療法のみであれば月々4,000円弱ですが、これに薬物療法が加わると、月々1万円以上かかることもあります。高血圧症や脂質異常症であれば月々5,000円前後がかかるようです。症状が進行してしまい、心疾患や脳血管疾患などに発展して入院ともなれば、医療費は跳ね上がってしまいます。

これらの生活習慣病を予防するには食事に気を付けたり、定期的に運動をすることが効果的だと言われています。日々の行いで健康寿命を延ばすことができれば、結果的にお財布にとってプラスになるでしょう。

2.安定収入が確保できる

健康であれば仕事を休まないでいられるため、安定した収入を確保できます。ちなみに病気で会社を休んだ場合、一定の条件を満たせば健康保険から傷病手当金が出ますが、全額が補償されるわけではありません。たとえば、標準報酬月額が26万円の人が数ヵ月間仕事を休んだ場合、ひと月あたりの支給額は19万5,600円です。なお、仕事を休んだ期間の最初の3日間は補償の対象外です。

自営業の場合は、基本的には自分が病気や怪我で働けないと収入源が断たれてしまいます。健康を維持することが収入の安定に直結するわけです。また、自営業では定年退職制度がありません。健康でいつづけ、自分の意欲さえあれば、65歳以降も働いて収入が得られるのです。

3.公的年金の生涯受給額が増える

老齢厚生年金や老齢基礎年金は受給開始以降、亡くなるまで受け取ることができる制度。長生きするほど総受給は増えていくのです。

また、受給開始年齢は通常65歳ですが、健康で働き続けることができれば、これを最大70歳まで延ばす「繰り下げ受給」を行うこともできます。繰り下げ受給のメリットは、年金の受給額を増やせること。受給額は、「繰り下げた月数×0.7%」分が増額されます。たとえば年金の受給開始を2年(24ヵ月)延ばした場合、年金額は「24ヵ月×0.7%=16.8%」増額されます。

■健康をキープするために今すぐできることは?

それでは、実際に健康を維持するためにはどうすればいいのでしょうか?

1.定期的に運動をする

健康を維持するためには、定期的な運動が不可欠です。厚生労働省が発表した「21世紀における国民健康作り運動(健康日本21)」によると、よく運動する人の方が、しない人に比べて生活習慣病などになる確率が低いのだそう。

ウォーキングやジョギングなどお金をかけずに始められるものもあります。また、ジムに通うのもよいでしょう。「健康のためにジム通いなどをしたら、かえってお金がかかるのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、スポーツジムの利用料は、一般的には月々5,000〜10,000円程度。市区町村の公共スポーツ施設を利用すれば、1回の出費を数百円に抑えられる場合もあります。

しばらく運動をしていない人がハードなエクササイズを急に始めるのはかえって身体に良くないので、ウォーキングから始めてみましょう。1日平均1万歩以上歩くことが推奨されています。自分の体力に合った運動を、継続的に行うことが大切です。

運動

2.毎日の睡眠時間をしっかり確保する

「健康づくりのための睡眠指針2014」(厚生労働省)には、きちんと睡眠をとることは、生活習慣病やうつ病の予防に効果があるとされています。ただし、ただ長時間寝ればいいというわけではありません。個人差はありますが、一般的には1日に6〜8時間程度の睡眠をとるのが理想とされています。

就寝前3〜4時間以内に緑茶や紅茶などのカフェイン摂取をしない、部屋の暗さは不安を感じない程度に調節するなど、睡眠の質を向上させる環境作りも心がけましょう。

3.バランスの良い食生活を心掛ける

健康管理を考えるうえで、食生活も忘れてはならないポイントです。文部科学省や厚生労働省、農林水産省が示した「食生活指針の解説要領」や「食事バランスガイド」で1日の理想的な食事のバランスを見てみましょう。

・主食(ごはん、パン、麺など)・・・ごはん中盛り4杯程度
・副菜(野菜や、きのこ、海藻料理など)・・・5皿程度
・主菜(肉、魚、卵など)・・・3皿程度
・牛乳、乳製品・・・牛乳1本程度
・果物・・・みかん2個程度

朝食を欠かさずにとることも推奨されています。朝食の欠食は肥満や高血圧、脳出血になるリスクが高まると言われています。スイーツの食べ過ぎや夜食、お酒の飲み過ぎは、規則正しい食生活を崩してしまうので要注意! 健康寿命を延ばすためにも、整った食事バランスとリズムを意識してみてくださいね。

バランスの良い食事

■健康であることは経済的価値も高い

健康であり続けることは大切なこと。医療費を抑えることができたり、元気に働いたりと、お財布にも大きな影響を与えます。

今すぐ大きく何かを変えるのが難しい人でも、簡単にできることからぜひ始めてみてください。「忙しくて、なかなか自分で管理できない……」という人はFiNCなどのヘルスケアアプリを使ってみるのもいいかもしれませんよ!


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