2021/12/6

わたしがもっと素敵になる、くらしとお金のヒント
  第45話 賢く使って貯金美人に!
       ケース別、有意義なボーナス活用法

わたしがもっと素敵になる、くらしとお金のヒント
第45話 賢く使って貯金美人に! ケース別、有意義なボーナス活用法

(写真=PhuShutter/Shutterstock.com)

いよいよボーナスシーズン! あなたはもうボーナスの使い道は決まっていますか? 何も考えずにただ使っていると、気づかないうちになくなってしまったなんてことも……。ボーナスという臨時収入があった場合、どのように使うのが賢いのでしょうか? 今回はケース別で考えてみましょう!

■ボーナスを賢く使うために「貯金」、「消費」、「投資」の配分を決める!

ボーナス

ボーナスの使い道については、全額使って旅行に行く、美容にかけると決めている、など明確な目的をもっている人もいるかもしれませんが、一般的にはどのように使われているのでしょうか。

通常、ボーナスの使い道には「貯金」、「消費」、「投資」の3つが考えられます。その割合は、「病気やケガなどに備えて貯める人」、「趣味や旅行などに使う人」、「半分貯金、半分消費の人」、「投資に回す人」などタイプによってさまざまに異なります。

ここでは、3つのケース別に「貯金」、「消費」、「投資」の配分を考えていきましょう。まだボーナスの使い道を決めていない、という方は参考にしてくださいね。

■ケース1. もしものときの貯金がないなら半分を「貯金」に

ブタの貯金箱に貯金する女性

ボーナスの使い道が決まっていないという方の中で、病気やケガをして働けなくなったときのための貯蓄をしていない場合は、ボーナスの一部を貯金に回しておくといざというときに助かります。

さまざまな事情によって働けなくなったときのために、約3ヵ月分から半年分の生活費を貯えておくと安心といわれています。ちなみに、総務省の家計調査によると、女性(35歳〜59歳)の1カ月の平均支出は約19万円です。ここから計算すると60万円程度の貯金が目安になります。

セイコーウオッチが行った調査では、20代〜40代女性の2019年冬のボーナス支給額は、「10万円〜30万円未満」(33.3%)が最も多く、次いで「30万円〜50万円未満」(22.3%)という結果でした。業種や年齢によりボーナス支給額は異なりますが、貯えが少なく心細いという場合は、ボーナスの半分、もしくは半分以上を貯金に回しても良いでしょう。

■ケース2. 使い道が決まっていたら半分は「消費」に

カートにたくさんのお買い物

旅行や自己投資など、ボーナスの使い道をすでに決めている方は、消費する金額を明確にするといいでしょう。ボーナスのうち思い切って使うのは半分までとするなど、使うと決めたら我慢せず使うとメリハリがつきます。節約上手な方は、この“メリハリをつけてお金を使う”のが得意な人が多いですよ。

なんとなく今年も全額なくなってしまった、という使い方ではなく、ボーナスで○○を購入した、○○へ行った、など記憶に残る使い方をすると満足感を得やすい傾向があります。ボーナスは目的を決めて使用するよう心掛けましょう。

ボーナスで気持ちが大きくなり、なんとなくいつもより高いものを選ぶ、必要でないものも購入する、といった行動をしているとダラダラと浪費癖がつきやすいので気をつけたいところ。ぜひ「あらかじめ金額を決める」、「メリハリをつけて使う」の2点を意識しましょう。

■ケース3. 特に使い道がなければ半分を「投資」に回す?

NISA

貯金があり、当面使う生活費に困っていない方は、特にほかの使い道がなければ思い切って投資する、という選択肢があります。

銀行口座で眠らせておくよりも積極的にお金を育てることができますよ。投資は貯金と違い一定のリスクがあるので、ボーナスの半分を投資に回すなど、ある程度資金を決めておくとより安心です。

おすすめの投資方法は大きく分けて2つです。

●長い目線で少額ずつコツコツ積み立てるなら「投資信託」や「つみたてNISA」

コツコツと投資をしたい方には、「投資信託」や非課税枠を活用して投資ができる「つみたてNISA」に挑戦するのがおすすめです。

積立型の投資信託の場合は、ファンドプランを選んで毎月決めた額を投資していきます。選ぶプランや世界情勢、経済の動きにより変動しますが、投資したお金は時間をかけて育ってくれます。投資先の相談は銀行や証券会社でできますよ。

つみたてNISAは非課税枠の中で投資をします。年間の投資可能額は40万円と通常のNISA(年間120万円)と比較して控えめですが、非課税期間が20年間(通常のNISAは5年)と長く、コツコツと積み立てたい方や投資初心者におすすめです。

●思い切って投資したいならNISA口座から株式へ

アクティブにお金を動かしたい方や大きな金額を投資したい方は、株式を購入するという方法もあります。経済情勢により株価変動の影響を受ける場合がありますが、好調であれば大きなプラスになることもあります。また、配当金に加えて株主優待制度といったインセンティブがある投資先を選べば楽しく投資することができます。

株式は1株単位で購入するのではなく、例えば100株単位で購入、といった購入単元があり、ある程度まとまった金額を投資します。NISA口座を使用して非課税枠で株式を購入する場合は年間120万円までと上限が決まっているので、それ以上の思い切った投資をする場合はNISA口座を利用せずに株式投資をするのもありですよ。

■「貯金」、「消費」、「投資」にメリハリをつけて貯蓄美人になりましょう

ボーナスの使い道

ボーナスの使い道を決めていない、という方はぜひお金の分配の仕方を考えてみましょう。「貯金」、「消費」、「投資」のバランスを意識すると、お金の使い方も変わってきます。ボーナスはメリハリをつけて大事に使い、今年こそは貯蓄美人を目指したいですね。


<コラム>すぐに十分な貯えができない場合は「保険」も選択肢に

「ケース1. もしものときの貯金がないなら半分を『貯金』に」では、病気やケガをして働けなくなったときのためにボーナスの一部を貯金に回す提案をしました。しかし、既に、ボーナスの使い道が決まっている場合や、1回分のボーナスだけでは十分な貯えが出来ないというケースもあるでしょう。
そんな方は、終業不能保険や医療保険を検討してみてはいかがでしょうか?
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