2021/5/18

あなたの健やかライフを応援! SBI生命の健康サポート
  第4話 キレイな花でも毒がある? 意外と知らない危険な植物・虫6選

あなたの健やかライフを応援! SBI生命の健康サポート
第4話 キレイな花でも毒がある? 意外と知らない危険な植物・虫6選

(写真=smcr675/stock.adobe.com)

健康を意識して外でのウォーキングや運動を取り入れている方も多いのではないでしょうか。そんなときに気をつけたいのが、身近に潜む危険です。普段から見慣れている植物や虫のなかには、毒を持つ危険なものも。そこで今回は、ちょっとしたお出かけの際などにも気をつけたい、植物や虫の危険性についてお伝えします。

ウォ−キング


 

■意外といっぱい! 身近で見かける危険な植物や虫

毒を持った植物や虫は、意外にも身近にいます。例えば、スイセンや彼岸花などは普段からよく見慣れている植物ですが、どちらも毒を含んでいます。特にスイセンは、野菜のニラと葉がよく似ているので、誤って食べてしまうケースもあり危険です。食べることで吐き気などの症状を伴うほか、死亡してしまうケースもあります。
また、小さなお子様などは遊んでいるうちに植物を口に入れてしまうこともあるので、注意が必要です。

毒を持つ植物を食べなくても、皮膚に触れることで、肌荒れなどの症状が出る場合もあります。むやみに知らない植物に触れないようにすることも意識をした方が良いでしょう。

●海外に生息していた害虫が日本に運び込まれたケースも

貨物船

飛行機や船など、世界中を移動できる便利な乗り物が増え、人間や物の移動も活発になった現代社会。運び込まれた荷物や人などに、本来日本にはいなかったはずの虫や植物の種子などが紛れているケースがあります。

そんなふとしたきっかけで、意図せず海外からやってきた害虫も多くいることをご存じでしょうか。ニュースなどでも話題をさらったヒアリやセアカゴケグモなどが代表的な例です。近所の公園などの身近な場所に潜んでいる場合もあるので注意しましょう。

■身近にある危険な植物3選

では、具体的にどんな植物に気をつければいいのでしょうか。代表的なものをご紹介しましょう。

●シクラメン

シクラメン

赤やピンクなど色とりどりの花が楽しめ、家庭でもなじみのあるシクラメン。10月から3月ごろまで美しい花を咲かせ、観賞用としても親しまれているシクラメンは、茎や根元に毒が含まれています。鉢植えなどを使って室内で育てている人も多いかもしれません。小さな子どもやペットが誤って口に入れないようにしっかり管理しましょう。

●キョウチクトウ

キョウチクトウ

中国から渡ってきた植物で、白や黄色、ピンクなどの花をつけるのが特徴です。大気汚染にも強く、工業地帯などにもよく植えられている植物で、6月から9月ごろにかけて花を咲かせます。一見きれいなキョウチクトウですが、枝を剪定した際に出る白い液体には毒が含まれているので、触れないようにしましょう。

●スズラン

スズラン

白く可憐な花を咲かせるスズランも、毒を含んでいる植物です。開花時期は4月から6月ごろで、春を告げる植物としても親しまれ人気のある花ですが、全草(植物の全体の部分)に毒を持っており、特に花と根の部分は毒性が強いと言われています。

■身近にいる危険な虫3選

続いては、毒を持つ危険な虫をご紹介します。身近に潜んでいる可能性もあるので注意してくださいね。

●セアカゴケグモ

セアカゴケグモ

オーストラリアが原産地とされる0.8p前後の虫で、背中に赤い斑点があるのが特徴です。メスは毒を持っておらず、オスにかまれると痒みや紅斑などの症状がでます。死亡するケースは稀ですが、重症化すると危険なので、かまれた場合は速やかに医療機関で受診しましょう。咬傷例の多くは、6月から10月ごろです。

●マダニ

マダニ

皮膚に付着し、吸血する虫です。病原体を持つマダニにかまれると感染症などを引き起こす可能性があります。特に活動が盛んになる春から秋にかけては、マダニの生息地である草むらなどには近寄らないのがおすすめです。肌の露出をなるべく小さくすることで、ある程度マダニから身を守ることができますよ。

●ドクガ

ドクガ

ドクガ(毒蛾)は、目に見えないほどの小さな毒針を持つ虫で、肌に刺さると皮膚に炎症を引き起こします。毒針は風で飛ぶこともあるので、気が付かなうちに症状が出るケースもあるそうです。夏から秋にかけて孵化し、幼虫から成虫にかけて毒針を持ち続けるので、年中注意が必要です。

■お出かけの際には身近な危険に注意して

身近な場所に潜んでいる危険な植物や虫を紹介しました。ウォーキング中や散歩中に、むやみに触ったり草木が生い茂っている場所に入ったりしないようにしましょう。万が一身体に異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診するのがおすすめです。植物や虫に注意しながら、日々の健康を気遣ってくださいね。


この記事が気になった人は、こちらの情報もチェック!

PAGE TOP

PAGE TOP