2021/4/16

わたしがもっと素敵になる、くらしとお金のヒント
  第42話 いつがいいの? 生命保険に加入するタイミング

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第42話 今いつがいいの? 生命保険に加入するタイミング

(写真=takasu/stock.adobe.com)

いつかは生命保険に入らないといけないと思いつつ、いつ加入したらいいのかわからないという人も多いでしょう。今回は、生命保険を検討するのに適したタイミングや、その理由などを紹介します。

■生命保険に早く加入した方が良い理由とは?

生命保険にはなるべく早く加入した方が良いと言われています。
では、そのメリットを見ていきましょう。

●若いうちに加入すると保険料が安い

生命保険の保険料は、予定死亡率などをもとに算出されます。年齢を重ねるにつれて、病気になるリスクや死亡する確率が高くなりますよね。そのため、一般的には加入時の年齢が高いほど保険料も高くなります。つまり、若いうちに生命保険に加入することで、保険料を安く抑えることができるのです。

●一度病気をすると加入できる保険が限られる

病院で治療

一度病気をすると、病気の再発や早期に亡くなる可能性が高くなると考えられるため、通常よりも保険料が高く設定されたり、保険に加入できなかったりすることもあります。健康なうちに、自分にぴったりの生命保険を見つけておくのが望ましいでしょう。

■生命保険に加入するタイミング

では、生命保険に加入するタイミングはいつが良いのでしょうか。一般的に、ライフスタイルが大きく変わるときがおすすめと言えます。

●就職のタイミング

学校を卒業し就職すると、お給料をもらうようになり、医療費も自分で負担するようになりますよね。このタイミングで保険の加入を検討する人も多いようです。就職のタイミングである20代前半に生命保険に加入する人は約60%という調査結果もあります(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/令和元年度より)。毎月の保険料の支払いが大変な場合、死亡保険よりも、まずは予期せぬ入院や治療に備えた、医療保険や就業不能保険への加入がおすすめです。

●結婚のタイミング

ブーケ

結婚すると、自分にもしものことがあったら配偶者の人生にも関わります。配偶者が生活に困らないよう死亡保険にも加入しておくことをおすすめします。また、異常分娩に関する保障などは、妊娠が判明した後には加入できない場合などもあるので、結婚を機に医療保険に加入しておいた方が良いでしょう。

●出産のタイミング

新たな家族が増えると、生活費や教育費など、今後の資金について考える方も多いのではないでしょうか。子どもの教育資金の備えとして、学資保険への加入を検討するのもこのタイミングがおすすめです。また、自身に万一のことがあったときに備え、家族が増えたことを機に生命保険の死亡保険金を増額する家庭も多いようです。ネット保険には、お手頃な保険料で簡単に加入できるものもあるので、調べてみるのも良いでしょう。

赤ちゃんの手

●子どもの自立や定年のタイミング

子どもの自立や定年を迎えると、自分にもしものことがあった場合の家族の経済的負担も少なくなってきます。このタイミングでは、まず既に加入している保険を見直してみましょう。加入時とは必要な保障が変化しているかもしれません。不要な保障は減額や解約し、必要な保障の増額や新しい保険に加入し今の自分にマッチした保障にすることが重要です。

60歳を過ぎても入れる保険はたくさんありますが、持病があると入れる保険も限られてきます。健康な内に保険を見直しておきましょう。

■生命保険はライフステージに合わせて検討を

明るい未来イメージ

病気やケガなど、日々の生活にリスクはつきものです。早い段階で生命保険に加入しておくことで、急な入院などへの出費に備えることができます。保険のお申込みは、生命保険会社や保険代理店のほか、インターネットでも可能です。すでに加入しているという人は、ライフステージに合わせて保障内容や保険料の見直しをしてみるのもおすすめですよ。


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