2020/9/28

わたしがもっと素敵になる、くらしとお金のヒント
  第32話 すらすら読めて「お金」が学べる!
       暮らしに役立つ「お金の本」5選

わたしがもっと素敵になる、くらしとお金のヒント
第32話 すらすら読めて「お金」が学べる! 暮らしに役立つ「お金の本」5選

(写真=Drobot Dean/Shutterstock.com)

お金のことを勉強したくても、なかなか手がつけられないという人も多いのではないでしょうか。今回は、時間がない方でもすらすら読めて、分かりやすい「お金の本」を5冊紹介します。大人であれば知っておきたいお金のことを学んでいきましょう。

■おすすめ本1.『誰も教えてくれないお金の話』

『誰も教えてくれないお金の話』(うだひろえ著/泉正人監修)は、2010年に発行され、今では累計25万部売れているベストセラーのコミックエッセイです。誰もが一度は感じたことがあるであろう「なんでお金が貯まらないのだろう?」「老後の生活費はどうしよう?」など、漠然としたお金への不満、不安を漫画形式で分かりやすく解説している一冊。

生きていく上で欠かせない出費、「保険」や「住宅ローン」「出産」などに加えて、「年金」や「資産運用」についての考え方が学べます。

主人公(カフェを営む若夫婦)が、生活の中に隠れているお金の落とし穴に気づき、正しい知識を身につけていく過程には、たくさんのヒントが詰まっていますよ。

書籍名:誰も教えてくれないお金の話
著者:うだひろえ、泉正人(監修)
出版社:サンクチュアリ出版
出版年:2010年

■おすすめ本2.『お金は寝かせて増やしなさい』

お金と砂時計

『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ著)は、2017年に発行されて以来驚くスピードで売れ続け、今では10万部を突破しているやさしい投資本です。一般人がプロの投資家に負けない投資家になれるプロセスを紹介しており、その過程がシンプルで分かりやすいと人気を呼んでいます。

その方法は、インデックス投資(日経平均などの指標に連動して運用されている投資信託に投資すること)をドルコスト平均法(一定額ずつ定期購入する方法)で「ただほったらかして寝かせておくだけ」と至ってシンプル。実際に著者が経験した情報が詰まっているため、生きた知識が身につきます。読みやすい漫画も入っていて投資の基本を学べるため、老後2,000万円問題の不安解消の鍵になるかもしれませんよ。

書籍名:お金は寝かせて増やしなさい
著者:水瀬ケンイチ
出版社:フォレスト出版
出版年:2017年

■おすすめ本3.『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』

日本にはないお金の授業が、海外では導入されていることも少なくありません。アメリカも例外ではなく、早期から子どもにお金のことを教育の一環として学ばせています。『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』(アンドリュー・O・スミス著/桜田直美翻訳)は、子どもから大人まで、「一生モノのお金の基礎知識」が学べる一冊です。

お金の教養を高めるためには、稼ぐことや貯めることに加え、増やすことを学ぶ必要があります。実際にアメリカの高校生が学んでいるお金の知識に触れることで、世界標準のマネーリテラシーが得られるでしょう。

書籍名:アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書
著者:アンドリュー・O・スミス、桜田直美(翻訳)
出版社:SBクリエイティブ
出版年:2019年

■おすすめ本4.『1行家計簿 世界一かんたんにお金が貯まる本』

『1行家計簿 世界一かんたんにお金が貯まる本』(天野伴著)は、税理士の作者が「お金が貯まる」メソッドを紹介している一冊です。今まで家計簿を試してみて続かなかった経験がある方も多いのではないでしょうか。著者のすすめる1行家計簿は、1日10秒家計簿と向かい合うだけで、家計の弱点に気づくことができ、貯金できる体質に変えられるそう。

家計簿のつけかたも簡単明白でたった1行記録するだけ。誰でも今すぐ試せる手軽さも継続しやすい秘訣かもしれません。実際に試した方たちの口コミ評価の高さからも人気がうかがえます。

書籍名:1行家計簿 世界一かんたんにお金が貯まる本
著者:天野伴
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2015年

■おすすめ本5.『貯金一年生』

貯金

『貯金一年生』(横山光昭著)は、60万部を超える大ヒット本『はじめての人のための3000円投資生活』を書いた著者が、なぜかお金が貯まらない人に向けて書いた本です。お金が貯まる仕組み作りをすると、みるみるお金が貯まっていくという貯金の入門書のような一冊。本が苦手な方でも読みやすいように、図やイラストを交えて説明しているため、楽しく学んでいくことができます。

本の中では、3ヵ月間で「消費・浪費・投資」をそれぞれ1ヵ月ずつかけて身に着けていくプロセスを紹介。時間をかけてしっかりお金についての基盤を作ることで、リバウンドしにくい貯金体質への変化が期待できますね。

書籍名:貯金一年生
著者:横山光昭
出版社:日本文芸社
出版年:2015年

■まずは本からマネーリテラシーを身に着けて

お金の本というと、難しく読みにくいイメージがありませんか? お金の本の中には、そんなとっつきにくい印象とは違い、やさしく分かりやすいものもたくさんありますよ。漫画になっているものや、イラストつきのものなどを選べば、普段本に馴染みがない方でもすらすら読めること間違いなし。お金のことを知りたいと思ったら、まずはこの5冊から始めてみませんか?

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