「散財しているつもりはないのに、なぜかお金がなかなか貯まらない…」そう嘆いている人もいるのではないでしょうか。もしかしたら、その原因はお財布にあるかもしれません。今回ご紹介するのは、金運をアップさせるためのお財布とパワースポット。これをチェックすれば金運がアップするかも!?
■お財布を買い換えるベストなタイミングは?
今のお財布、どのくらい使っていますか? 風水ではお財布は3年をめどに変えるのがいいとされています。「贅沢していないのに、お財布の中身が寂しいなぁ」と感じることがあれば、新しいお財布に買い替えてみるのも手かも。
風水でお財布を買い替えるベストタイミングとされているのは、春(立春から啓蟄の2月初旬〜3月初旬)と秋(立秋から霜降の8月初旬〜10月下旬)と言われています。
春=「張る(ふくらむ)」ということで、縁起を担ぐ意味もあります。新生活のはじまりの時期でもあり、気分的にも買い替えたいという人が多い時期ではないでしょうか。秋は実りと収穫シーズン。お財布が「実る」ということで、秋財布もいいとされています。
また、季節だけでなく買い替えの日にいいとされている吉日もあります。暦の上で購入日にいいとされているのは、
・何をするにもいいと言われている「天赦日」
・お金が何倍にも膨らむとされる「一粒万倍日」
・出て行ったお金を呼び戻す「寅の日」
・金運にまつわる縁起のいい「巳の日」
それぞれの吉日は毎年変動するため、財布の買い替えを考えている人はチェックしてみてください。
■金運を引き寄せる財布の素材やカラーは?
買い替えのタイミングも確認したら、金運を引き寄せるパワーのあるお財布の色や素材も知っておきましょう。
●金運を引き寄せるカラー
風水的にお金は命を育む土から生まれてくると考えられています。そのため、お財布は土をイメージできる色がよいとされています。具体的には
・ブラウン
・ベージュ
・ゴールド
・イエロー
・ブラック
などです。避けておきたいと言われているのは、赤と青。炎を連想させる赤はお金の出入りが激しくなり、水を連想させる青はお金が流れていくと言われています。金運をアップして、お金を呼び込みたいなら避けておくのが無難かもしれません。
●金運を引き寄せる素材
素材にも風水的な意味があるようです。ビニールやナイロンといった素材は五行の「火」の気が強いとされており、金運を溶かしてしまうと言われています。風水では人工素材よりも天然素材のほうが強いパワーをもっているとされています。牛革や羊革、ヘビ革、ワニ革といった天然素材を選ぶのがいいでしょう。
■金運アップのために他にできることは?
色や素材以外にも、ちょっとした工夫で金運をアップさせることができます。ここでは簡単にできる2つのことをご紹介しましょう。
●チャームをつける
お財布に金運アップのチャームをつけるのも効果的です。例えば、
・お金を引き寄せる「鈴」
・お金で苦労しない「フクロウ」
・お金が返ってくる「カエル」
・富の象徴「ヘビ」
・お金の象徴「カメ」
といったモチーフのものがいいでしょう。
●種銭を入れておく
風水的にみると、お金はさみしがり屋で仲間がいないと逃げていくと言われています。そこでお金を集めるために入れておくのが種銭(たねせん)です。種銭の作り方はいくつかありますが、例えば風水的に開運を意味する115円をポチ袋に入れて財布にいれておくというものです。
■全国の金運アップパワースポットを紹介
買い替える日も、どんなお財布かも決まったという人は、金運アップにご利益があるとされているパワースポットに出かけてみるのもいいでしょう。全国で代表的な神社を5つ紹介します。
●東北:金華山黄金山神社(宮城県石巻市)
「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることは無い!」という言い伝えがあるのが金華山黄金山神社です。宮城県石巻沖に浮かぶ小さな孤島・金華山は、島全体が神域であり、金運の神様が宿るとされています。
●関東:鷲子山上神社(栃木県那須郡・茨城県常陸大宮市)
栃木県と茨城県の県境の上にある鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)の別名はフクロウ神社。フクロウ=不苦労として、幸運を運ぶ神様の使いとして崇められており、金運や縁結びに強いパワーを持つ場所として知られています。
●中部:金神社(岐阜県岐阜市)
岐阜県の中心部に位置し、金と書いて「こがね」と読むこの神社、名前からして縁起の良さそうなスポットです。その名の通り、金運アップにご利益があるとされ、宝くじ当選祈願や商売繁盛を願って参拝する人が数多くいるのだそう。訪れて始めに目にするのが金神社のシンボル、幸福を招くこがね大鳥居。鮮やかな金の鳥居をくぐるだけでもパワーがもらえそうです。毎月最終金曜日にだけもらえる金の御朱印も大人気です。
●近畿:御金神社(京都府京都市)
京都の中心部にある御金神社(みかねじんじゃ)も金運アップにご利益があるとされているスポットです。神社にお参りする前の清めの場である手水舎には、小銭を清めるためのざるが用意されているのは御金神社ならでは。これまで手にした人の欲が乗っていると言われるお金を清める意味があるのだそう。さらに、境内で授与される福財布を目当てに訪れる人も多いようです。宝くじを入れておくとよく当たるとの噂もあります。
●九州:宝当神社(佐賀県唐津市)
唐津湾に浮かぶ高島にあるのが宝当神社(ほうとうじんじゃ)です。近年、参拝した人の宝くじ高額当選が続き、全国的に評判となりました。神殿には当選のお礼のお手紙や当選した宝くじのコピーがぎっしり。高島港近くのお店で宝当袋を購入し、まずは島の氏神である塩屋神社からご挨拶。その後宝当神社に参拝します。参拝中は宝当袋の口を開けておき、運気をたっぷり入れましょう。参拝後はしっかり締めて運気を持ち帰るのをお忘れなく。
■風水財布&パワースポット巡りで金運アップを
お金が貯まる体質になるためには、小さなことでも日頃からお金のことを意識するのが大切。お財布を見直したり、お金のパワースポットを訪れたりして、お金のことを気にしてあげれば、きっとお金もあなたのことをもっと好きになってくれるはずですよ。